神様ペレ、C・ロナウドを“超一流”とは認めず
2007年 04月 20日
同通信のインタビューに応じたペレ氏は、今季マンUで好調を維持するポルトガル代表FWについて、すばらしい選手のひとりと評価しながらも、超一流と呼ぶのは早いと指摘。「ロナウジーニョは4、5年前からすばらしいプレーを見せていた。C・ロナウドに関しても、今の状態をキープできるかどうか、もう1、2年は様子を見ようじゃないか」と述べた。マンUのアレックス・ファーガソン監督は最近、C・ロナウドの才能は、同氏や元アルゼンチン代表ディエゴ・マラドーナに匹敵するとコメントしていた。
また、母国ブラジルが2014年W杯の開催地になることがほぼ決定的だが、ペレ氏はその準備が遅れることへの懸念を示した。「ブラジルでの開催に向けた準備が順調に進むことを願っているが、かかる費用は非常に高額なものになる。32カ国が参加するわけで、そう簡単なことではない」と話した。
さらにレアル・マドリー(スペイン)の元イングランド代表MFデイヴィッド・ベッカムがロサンゼルス・ギャラクシー(アメリカ)への移籍を決めたことには、好意的な姿勢を示す。自身も1970年代に米国でプレーしたペレ氏は、「米国にとっては最高のPRになる。自分やベッケンバウアーのように、米国のサッカー界の地位を高めることができるだろう」とした。